「マスコミもまんまとひっかかってくれた」

小泉総理が所属する派閥の領袖の森前内閣総理大臣自民党幹事長の武部氏が、宗教教団霊友会傘下政治団体と金銭を通じた深い仲にあるという事実は、すでにkitanoのアレで報告しました。
 

霊友会武部幹事長森前首相の関係
http://d.hatena.ne.jp/kitano/20050706

 
この森前首相が、選挙の勝因について「マスコミもまんまとひっかかってくれた」との本音を漏らし、首相の報道管制が成功したとの認識を持っていたとの報道があったようです。
 

山井和則衆議院議員(民主党/京都)
http://www.yamanoi.net/
やまのい和則の「国政に福祉の風を!」
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000034164
第705号
http://blog.mag2.com/m/log/0000034164/106414605?page=1#106414605

もう1つ、腹が立ったこと。今朝の産経新聞森前首相のコメントが出ていました。次のような趣旨でした。
「選挙の勝因は、郵政一本を争点に戦ったこと。本来、国民にとって郵政はそんな大きな関心事ではなかった。しかし、小泉首相には、郵政以外のことは話させなかった。マスコミもまんまとひっかかってくれた」。
見出しは、「首相の報道管制が成功」でした。
つまり、小泉首相は自分の有利な争点に強引に持ち込んだのです。
マスコミをうまく利用して、世論誘導をしたわけです。

 
なんなんですか、森氏のその発言は。
「へへへっ、まんまとひっかかりやしたぜ」って、あんたは水戸黄門に出てくる風車の弥七かよ! 
国民もなめられたもんです。
 
森氏の人格についてはともかく、与党の政権派閥の領袖でさえ首相の報道管制が存在したとの認識を示しているのですから、首相の報道管制が存在したとの批判はまさに疑いようのない事実だと言わざるを得ないでしょう。
問題は、うっかり森兵衛の失言よりも、政権与党に媚び続けているテレビ局の幹部やディレクターの連中が、一番最悪の存在ではないかという感じもします。
 
みなさん、真実を伝えないテレビは、消しましょう。ダラダラとテレビを見るのはやめましょう。
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