イラク・サマワの自衛隊水汲み部隊がフランスNGOに仕事まる投げ

スネ夫「ねぇジャイア〜ン、サマワもそろそろアブナくなってきてので、水配りやめたいんだけど…」
ジャイアン「バーカ、サマワは“安全”だってことになってるから、やめるわけにはいかないだろ。オレが“安全”と言ったんだから安全なんだよ安全!」
スネ夫「でも地元の住民の半分以上はレジスタンスの協力者だし、水もらってるおばさんもアリガトウと言いつつ目は笑っていないし、迫撃砲とか飛んでくるし…」
ジャイアン「いいじゃねーか。死ぬのはどうせおまえだろ。憲法改正のために死んでくれよ」
スネ夫「そんなあー!」
ジャイアン「チッ。だったらおまえの持ってる3900万円使って、のび太に水配りやらせろよ。あいつらなら死んでもカンケーないし、オマエは安全だろ」
スネ夫「さすがジャイアン! そのアイディアいただきー!」

仏NGO通じサマワで給水支援=政府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040420-00000862-jij-pol

外務省 プレスリリース
イラクサマーワを含むムサンナー県)における草の根・人間の安全保障無償資金協力の実施について  平成16年4月20日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/release/16/rls_0420a.html
Grassroots Human Security Grant Aid to Iraq (Governorate of Al Muthanna including Samawah)
http://www.mofa.go.jp/announce/announce/2004/4/0420.html
http://www.mofa.go.jp/announce/press/2004/4/0420.html

政府は「自己完結型組織でなければできない仕事だから自衛隊が行く必要がある」って国会で説明して武器を持たせて派兵していたはずで、要するに嘘吐きで役立たずであるということですね。
こんな腰抜け政府を支持している議員たちに選挙で権力与え続けたり、黙って税金払い続けている国民って、まるでだまされ続けても体を売ってヒモに貢ぎ続ける■■■■ではないですか。愛があるからいいじゃないかとか言うのは勝手ですが、それって愛ですか? とんだ愛国心だ。(苦笑)
日本政府がイラクでしている欺瞞を喩えると、「大量破壊兵器疑惑解決のため」に包丁をブスっとイラク人の腹に突き立てた米英に日本政府が「支持」を表明したうえで、イラク人の体から血がドクドク流れているのをロクに治療せず、むしろ傷口を広げながら、水配りなどで輸血だけして「人道復興支援シマスタ」とかほざいていいる状態。しかも自分では輸血せずフランスNGOにやらせている状態。
呆れて開いた口が塞がらない南極2号とはこのことです。
人道復興支援は多いに結構。しかし偽善と武力は感謝されません。
自衛隊水汲み部隊は、兵器を日本に返して別組織で活動するか、給水設備をサマワに置き日本に帰るべきでしょう。

Agency for Cooperation and Technical Development (ACTED)
http://www.acted.org/
Emergency Sanitation Intervention in Khedir and Samawah cities, Muthanna, Iraq
http://www.acted.org/article/articleview/596/1/49/

アクテッドのプレスリリースを読むと、いまのところ、お金はCPAからもらっていることになっています。
このプレスリリースは最新情報ではなく、日本からお金をもらうという情報が更新されていないだけなのかもしれませんが、もしそうではなくてアクテッドはCPAからお金をもらっているのが事実だとすると、日本はCPAを通じて給水計画にお金を払っていることになります。



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