札幌市長、イラク邦人拉致事件被害者に対応経費を請求しないと明言

北海道新聞の報道によると、イラク邦人“拉致”被害者とその家族に対する外務省の請求金額は、237万円だそうです。うち約198万円が国際便の運賃。これとは別に、外務省は3人が移動したバグダッド−ドバイの政府専用機運賃の一部を請求するとのことです。
一方、札幌市市長定例会見記録によると、札幌市のイラク邦人“拉致”事件の対応経費270万円について、革新市長の上田文雄市長が、対応経費を家族や本人に請求しないことを明言しています。

北海道新聞
イラク人質事件の対応経費270万円 札幌市長「請求しない」2004/04/28 01:00
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040428&j=0071&k=200404289357
航空費237万円を請求 外務省外郭が家族側に  2004/04/26 14:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20040426&j=0071&k=200404268497
イラク日本人人質事件
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?j=0071
 
■札幌市 平成16年度第2回定例市長記者会見記録 会見日2004年4月27日
http://www3.city.sapporo.jp/gyousaiji/kaiken/gijiroku.asp?kaikenid=78

上記報道を受けて私が上田文雄札幌市長に送った電子メールの主な内容は以下の通り。

上田文雄札幌市長様

北海道新聞社のウェブサイトで、上田文雄札幌市長がイラク邦人人質事件の対応経費270万円を家族と本人に「請求しない」と明言した、とのニュースを知りました。
よく決断なさいました。
それでこそ「あたりまえの政治」です。
札幌市民の生命・安全・福祉のために、私たち札幌市民は税金を払っているのです。
使うべき時に使ってこその税金です。
使うべき時に使わないで集めるだけの税金は、市民を苦しめるだけです。
金を使うなと言っている人の不見識は、札幌市民の反感を買うことになるでしょう。
あの2回の札幌市長選挙で、上田文雄さんに2回投票して本当に良かったと思います。
いろいろ陰口、表口を叩く人はいるでしょうが、道理の通った政治は必ずや市民の心に届くことでしょう。
これからも頑張ってください。
上田市長を応援する一市民より

念のために書いておきますが、私は上田市長の後援会関係者ではありませんし、民主党や札幌弁護士会とも無関係です。

札幌市長 上田文雄
http://www.uedafumio.jp/

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