開戦責任を問えない国

政治家と外交官は、戦争をとめる義務がある、と思います。
その義務を怠った人には、それ相応の責任をとってもらうべきです。
ということを書くと、亡くなった外交官の方は死んで責任をとったのだなどと揚げ足をとる人もいるのかもしれませんが、死ねば責任をとったということではなくて、戦争をとめる義務を果たせなかった外交官は「戦争を止められなかった結果は残念で自分の職務に責任がある」と、責任の所在を公の場ではっきりさせることが必要だということです。
その上で、イラクに行って復興する必要があると考える人は行き、政府を批判して戦争を止めるなら止める。
責任の所在についてはっきりケジメをつけた上での復興が必要です。

ところで、「外交の敗北」について一番責任ある人、総理大臣や外務大臣は、なにも責任をとっていません。
責任をとらせることができないのはなぜなんでしょうか?