2004-04-22から1日間の記事一覧

国会議事録削除という政治統制

反軍的な演説が議事録から削除されるという事例は、戦前の斎藤隆夫議員の演説の例に限らず、戦後も時々発生しています。たとえば、反軍的な演説とまでは言えないかもしれませんが、1997年4月11日、当時自由民主党幹事長代理の野中広務議員*1が、沖縄特措法改…

教科書に載らない偉人=戦前の「他称非国民」斎藤隆夫議員

斎藤隆夫議員は、日本国憲法の署名人の中でただ一人、戦前、議員生命をかけて民衆のために行動した政治家で、私の尊敬する人の一人です。 斎藤隆夫議員のような「他称非国民」がいたからこそ現在の日本国憲法が存在し、いまわたしたちの豊かな生活は存在する…

言葉の撹乱、言葉の両義性について

様々な場面で言葉の撹乱、言葉の両義性を無理解が、風呂場の黒カビのように日本社会の中で増殖しているように思います。 たとえば、「イラク人質事件」という言い方。これって本当は「イラク邦人“拉致”事件」ですよね。 イラク邦人“拉致”被害者やその“拉致”…

「自己責任」論による非政府組織(NGO)、市民団体、ジャーナリスト等の活動への批判に憂慮します

Greenpeace Japan他で掲載された声明を抜粋転載。 声明に対する私の態度はポジティブです。 ■共同声明 「自己責任」論による非政府組織(NGO)、市民団体、ジャーナリスト等の活動への批判に憂慮します http://www.jca.apc.org/wsf_support/ngo_statement.html…