足立区

■足立区(6)
◎公認 渡辺康信(渡辺やすのぶ) 67 共現5 党東京都委員
http://www.w-yasunobu.com/
× 三原将嗣(三原まさつぐ) 62 自現3 都連役員
http://www.mihara-togi.com/
× 高島直樹(高島なおき) 55 自現2 都連役員
http://www.zenryoku.net/modules/news/
××××× 近藤弥生(近藤やよい) 46 自現2 都連役員
http://www.interq.or.jp/tokyo/yayoi-k/
× 友利春久(ともとし春久) 59 公現1 都本部役員
http://www.tomotoshi.net/
× 中山信行(なかやま信行) 46 公新 都本部役員
http://www.n-nakayama.net/
× 逸見英幸(へんみ英幸) 57 民新 NPO法人代表
http://www.geocities.jp/henmihideyuki/index.html
× 大西智(大西さとる) 43 民新 党支部常任幹事
http://onishi-satoru.jp/
 
コメント:共産現職の渡辺康信(渡辺やすのぶ)候補は、表現規制を含む健全育成条例改悪案に採決で反対した。渡辺候補は平成14年の都議会文教委員会の委員長。文教委員会委員長就任当時、「青少年の健全育成法の制定を求める意見書提出に関する請願」が提出*1されたが、協議の結果保留になり、採択は阻止された。
自民現職の三原(三原まさつぐ)候補、高島(高島なおき)候補、近藤(近藤やよい)候補は、いずれも表現規制を含む健全育成条例改悪案に採決で賛成した。三原候補は1999年7月7日の平成11年_第2回定例会で、オウム真理教対策として、内心の自由と思想信条の自由を制限する破壊活動防止法について「直ちに改正して対応し、国への働きかけよ」と発言するなど、無原則な治安政策を求めていた。三原候補が当選すれば精神的自由権を縮小する政策はさらに加速されるだろう。高島候補は、2005年3月25日の予算特別委員会で「卒業式、入学式等における通達を出し、学校現場の国旗・国歌の正常化に取り組み、国旗・国歌の指導が適正に行われたことを高く評価いたします」と述べ、内心の自由表現の自由を制限する都の措置に賛意を示した。近藤候補は、第24期東京都青少年問題協議会の委員としてメディア規制の策定に積極的に参与し、「府県では処罰されることが、この大都市東京で処罰されないということになりますと、これだけ情報が氾濫している一番の大都市でございますので、そういった意味での波及効果も大きいと思いますので、これができることによってどれだけの抑止策があるかどうかは疑問ではありますけれども、きちっと対応していくんだという東京都の姿勢を見せていくためにも、答申はこのままお願いしたいというふうに思います。」*2と包括指定制度を含んだ「前田試案」に賛意を示すなど、表現規制を含む条例策定に積極的参与した。近藤候補は、1998年3月5日の第1回定例会で、「心の教育も、しつけも、それぞれを専門的に深く掘り下げることはもちろん重要ですが、それらを青少年問題として総合化できる緊急プロジェクトチームのようなものを結成し、全庁を挙げて青少年問題に取り組むという知事の断固たる姿勢を今こそ見せていただきたい」と述べていたが、この発言の通りの結果となった。近藤候補が当選すれば、健全育成条例改悪議論における包括指定導入は加速されるだろう。
公明現職の友利(ともとし春久) 候補は、表現規制を含む健全育成条例改悪案に採決で賛成した。友利候補は、2002年11月18日の各会計決算特別委員会で、公明党を代表して「深刻化する少年犯罪に的確に対処するため」に「規範意識の高揚や環境浄化対策を推進する」ことを都に求めた。公明新人の中山信行(なかやま信行)候補についての詳細は不明であるが、表現規制を含めた条例改悪や表現規制を広域化する首都圏連合について積極的に異義を唱える発言は見当たらない。
民主新人の逸見(へんみ英幸)候補と大西(大西さとる)候補については詳細不明であるが、表現規制を含めた条例改悪や表現規制を広域化する首都圏連合について積極的に異義を唱える発言は見当たらない。逸見候補は、旧民社党春日一幸衆院議員の秘書で、民社党新生党新進党自由党民主党と離党を繰り返した経緯があるが、本人は「私が変ったのではなく政界が変わったのだ」*3と開き直っている。大西候補は、細川律夫衆院議員(民主党/埼玉三区)の元公設秘書。細川律夫衆院議員はテレクラ規制法に賛成の立場で質疑*4を行ったことがある。

2005年都議選推薦候補リスト(確定版)