ファルージャ停戦中に民間人を大量虐殺した占領軍

http://d.hatena.ne.jp/kitano/20040413#p4
ここで私は「4月11日 ファルージャ停戦」とマスコミ報道を書きましたが、このマスコミ報道はでたらめでした。「停戦のふりをして非戦闘員・民間人を大量虐殺」が正しい情報です。お詫びして訂正します。申し訳ありません。
  
それにしても、これはひどい。ひどすぎます。
ファルージャの米軍にはまったく秩序が無い。これが侵略でなくてなにを侵略というのでしょうか。
これがテロリストを増やすためでなくてなんなのでしょうか。
こんな占領統治を支持し参加している国の国民であることを、私は恥と感じます。
日本政府は、ただちに米英にファルージャ撤退を進言し、医療と食糧を緊急にファルージャ市民に提供すべきではないでしょうか。

ファルージャの目撃者より:どうか、読んで下さいジョー・ウィルディング
http://www.onweb.to/palestine/siryo/jo-fallujah.html

2004年4月11日 ファルージャ
(前略)
私たちは、まず、道を行った。白いディッシュダッシャーを来た男性がうつぶせに倒れており、背中に小さなしみがあった。彼のところに駆けつけた。またもや、蠅が先に来ていた。デーブが彼の方の所に立った。私は膝のところに立ち、彼を転がして担架に乗せたとき、デーブの手が彼の胸の空洞に触れた。背中を小さく突き抜けた弾丸は、心臓を破裂させ胸から飛び出させていた。
 彼の手には武器などなかった。私たちがそこに行って、ようやく、息子たちが出てきて、泣き叫んだ。彼は武器を持っていなかった、と息子たちは叫んだ。彼は非武装だった。ただ、門のところに出たとき、海兵隊が彼を撃った、と。それから、誰一人外に出る勇気はなかった。誰も、彼の遺体を取り戻すことはできなかった。怯えて、遺体をすぐに手厚く扱う伝統に反せざるを得ない状態だった。私たちが来ることは知らなかったはずなので、誰かが外に出て、あらかじめ武器だけ取り去ったとは考えにくい。殺されたこの男性は武器を持っておらず、55歳で、背中から撃たれていた。
衛星放送ニュースでは、停戦が継続していると伝えており、ジョージ・ブッシュは、兵士たちはイースターの日曜休暇中で、「私はイラクで我々がやっていることが正しいと知っている」とのたまっていた。自宅の前で非武装の人間を後ろから射殺する、というのが正しいというわけだ。
(中略)
 白旗を手にした老母たちを射殺することが正しい? 家から逃げ出そうとしている女性や子供を射殺することが正しい? 救急車をねらい撃ちすることが、正しい?
 ジョージよ。私も今となってはわかる。あなたが人々にかくも残虐な行為を加えて、失うものが何もなくなるまでにすることが、どのようなものか、私は知っている。病院が破壊され狙撃兵が狙っており街が封鎖され援助が届かない中で、麻酔なしで手術することが、どのようなものか、私は知っている。どのように聞こえるかも、知っている。 救急車に乗っているにもかかわらず、追跡弾が頭をかすめるのがどのようなことかも、私は知っている。胸の中が無くなってしまった男がどのようなものか、どんな臭いがするか、そして、妻と子供たちが家からその男の所に飛び出してくるシーンがどんなものか、私は知っている。

 これは犯罪である。そして、私たち皆にとっての恥辱である。

(後略)

原文
Please Read - eyewintess report from Falluja
by Jo Wilding
http://www.onweb.to/palestine/siryo/jo-fallujah-en.html