鈴木盛夫氏(民主党小沢派)の有害ゲーム排斥論

鈴木盛夫衆議院議員候補(小沢派)
http://www.morio.org/">http://www.morio.org/
理念政策 PTA復権と有害情報教育を!
http://www.morio.org/others/gougai.html

(自由党新聞号外より抜粋) 2000.5
電車の中吊り広告・テレビ・雑誌・漫画・テレビゲーム・インターネットなどからの過激な有害情報の洪水の中で子供たちは無制限に放置されている。 かつてPTAは地域ごとに結束を誇り教育上の観点からマスコミに対して多くの強烈な警告を発して情報監査をしてきた。
 しかし、今やPTAは非力化し有害情報も野放しになって子供たちを蝕んでいる。
手のつけられない情報の暴走によって子供たちに歪んだ潜在意識が植え付けられ、信じられない凶悪な犯罪を生み出していないだろうか。

『凶悪な画像と残酷なストーリー “テレビゲーム”』
鈴木 親の教育に関する関心は本音では内申書ばかりになってしまい、 情操教育になかなか向けられないといのが現状のようですし、 かつてのようなPTAの家庭教育指導という影響力が全くなくなったと思います。多くの家庭ではテレビゲームに没頭する子供は家にいるから良い子扱いにされて親はつい安心してしまうのではないでしょうか。でもテレビモニターの中に純粋な子供の精神を病ます凶悪な画像と残酷なストーリーが隠されていても親は気づかないですよね。
 
『有害情報から誰が子供を守るのか』
鈴木 私は情報危機管理を行う全国的なPTA情報監視機構を組織すべきだと思うのです。退職教員と法律家から構成された教育に関する情報環境監視委員会のようなものです。昔はドリフターズの番組でもPTAが選ぶワースト1だと家庭に注意を促していたと聞いています。
 
鈴木 出版・報道・表現の自由とは他のいかなる権利を侵害するものであってはならないことを権利の行使を行っているメディアは猛省すべきです。メディアは権力をもってはならないのですから。 だからこそ出版・報道・表現の自由尊いと思うのです。戦争中には言論統制があり国民の知る権利はありませんでした。
でも今のようなメディアの暴走時代では私たちの「知りたくない権利」が侵害されていないでしょうか? 視聴率という競争で番組の品質を低下させ無料で低俗番組を提供する民放、販売部数拡大のために大衆を煽る出版社過激なストーリーで命をもてあそぶゲームメーカーは子供の精神構造に与える影響をどう認識しているのでしょうか? ましてや選挙で特定政党を支持するように大衆世論操作をする事件がありましたが、世界の民主主義の観点から絶対に許されません。
メディアの暴走をとめるのは親たちの団結した力です。私はそう思っています。

なんかもう、なんだかなーというかんじですね。(笑)
政府の政策実施状況が見えていない方かもしれません、鈴木盛夫候補は。
たとえば、鈴木氏は「PTAは非力化している」と書いていますが、社団法人日本PTA全国協議会は、マスメディア調査委員会という組織を作り、メディアの監視活動を続けてきました。
PTAマスメディア調査委員会は、いわゆる俗悪番組追放運動の主要圧力グループのひとつで、PTAに対する政府からの助成金を対象事業だったことは、公開されていた事業会計報告書や事業活動計画書から事実関係が明らかです。
平成13年10月19日、政府の青少年育成推進会議は、申合せ「青少年を取り巻く環境の整備に関する指針」を公表しましたが、申し合わせの「国の取組」の項目の中で、「日本PTA全国協議会等の第三者の民間団体によるメディアのモニタリング調査等を支援し、その結果を踏まえた関係業界等との意見交換の促進」という項目が入っていました。
青少年政策にPTAの俗悪番組・俗悪図書追放運動は、政府の活動の中に、予算ヒモ付きでがっちり組み込まれています
日本PTAは与党とも深い関係があり、青少年環境対策基本法案とのからみで、昨年の選挙で落選した奥山茂彦前議員がPTAと接触を持っていたことは、下記情報からも読み解くことができます。

奥山茂彦前議員
http://www.yamabikonet.gr.jp/EX/kokkai389.htm

青少年の有害情報氾乱に立向う勇気を出して〜青少年社会環境対策基本法制定に向けて〜
 
これらの有害情報が、特に少年などに与える影響が心配され、5月15日、日本PTA全国協議会の大窪修二副会長などと意見交換をいたしました。
特に検討されている「青少年社会環境対策基本法案」について意見聴取することが主旨議題でありました。このような教育界各界から、青少年を有害情報からいかに守るかということで意見聴取を続けてきましたが、これを規制するための法案づくりで悩み続けてまいりました。
昨年から今年にかけて上映されているバトル・ロワイヤルを巡って、ずいぶん賛否の意見が出されていました。テレビの俗悪、低劣な番組もPTA協議会で取り上げられてきました。現在のところは、これらの映画や番組も映倫や民放連の自主規制にも引っかからず野放しになっています。最近は府県等で条例がつくられ、指導できるようになっていますが、俗悪の基準が明確でなく、罰則もなく、相手の業者に守る気がなければ、何の処置もとれません。
やはり国において基本法をつくり、上位法がなければ地方では規制は限界だとされています。


「PTAは非力化」などという認識がいかに事実とかはなれたものであるか、もはや明白でしょう。
鈴木盛夫氏が単に無知なのか、思い込みが激しい方なのか、その主張に何か隠された意図があるのかは私にはわかりませんが、いずれにせよ鈴木盛夫氏は議員としてふさわしくないと考えます。(もちろん、現職の石原のぶてる議員が良い議員だと言いたいわけではありません。念のため)
民主党は、公認候補を差換えるべきでしょう。