新宿区

■新宿区(4)
◎公認 大山とも子 49 共現3 会派役員
○自主投票 富田俊正 46 民現1 会派政調会長
× 猪爪まさみ 49 民新 区議
× 秋田一郎 38 自現1 都連青年部役員
× 吉倉正美 54 公新 元衆院議員秘書
 
コメント:大山候補は規制条例に反対票を投じた貴重な現職議員。確実に当選させておきたい。前回は民主党は候補者がひとりだったが、今回は二人候補を出している。なにもしなければ大山候補は落選しかねないので支援が必要と思われる。
民主の富田候補は、例の100条委員会問題で証人出頭を求められるなど、自民公明から激しく攻撃を受けている。それだけ自民公明にとっては目障りな存在だったということだろう。富田候補は、表現規制を含む条例改悪案に賛成したが、討論の過程で「言論活動の自由などの関係で慎重な議論が求められる問題です。また、情報化社会にあっては、不健全図書の規制強化がどれほど効果を持つのか疑問であります。 インターネットや携帯電話などのメディアによって多様な情報がはんらんする現代社会の中では、むしろ青少年自身の情報判断能力の育成、いわゆるメディアリテラシーに積極的に取り組んでいくことがより有効であるというふうに考えます」*1と発言するなど、表現規制には慎重だった。条例改悪に賛成したのは問題だが、議会で表現を擁護した点については評価すべきと考え、落選指定を解除し、自主投票に格上げする。
民主新人の猪爪候補は、区議時代に青少年問題協議会委員、文教委員会副委員長などを歴任したが、表現規制を含む育成条例について否定的な言及は確認されていない。公明党の吉倉候補は山口組後藤組とべったりな悪名高き藤井富雄都議*2の後釜候補。吉倉候補は藤井都議の批判をこめて落選させておきたい。

2005年都議選推薦候補リスト(確定版)