「報道の自由」関連ニュース

個人情報保護法>「基本原則」削除求め意見書 民放連 7月30日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040730-00000034-mai-soci
<個人情報保護>放送分野で「基本原則」復活 総務省指針案 7月29日*1

放送分野を対象に総務省の検討会がまとめた個人情報保護の指針(ガイドライン)案に、表現・報道の自由の制約が懸念されるとして現行の個人情報保護法では削除された「基本原則」が盛り込まれた。各省では来年4月の同法完全施行を前に業界ごとの指針を策定中だが、基本原則が盛り込まれたのは現時点では放送分野だけ。報道目的は適用除外だが、同法制定にかかわった学者からは疑問の声が上がっている。検討会は8月6日、指針案を改めて審議する。

→民放連会長<定例記者会見> 2004/7/15*2 http://www.nab.or.jp/htm/press/precon/preconindex.html
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040729-00000016-mai-soci
官房長官に再発防止要請 日テレ同行拒否で記者会 6月24日*3
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040624-00000233-kyodo-pol
・同行拒否は「権力主義的」 日テレ会長が批判 5月31日*4
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040531-00000220-kyodo-ent
→IR情報@日本テレビ放送網株式会社 http://www.ntv.co.jp/ir/index.html
日本テレビ定例記者会見要旨 http://www.ntv.co.jp/ir/press/press.html
→2004年5月31日 http://www.ntv.co.jp/ir/press/pdf/press32.pdf
→2004年6月28日 http://www.ntv.co.jp/ir/press/pdf/press31.pdf
日本テレビ放送番組審議会 http://www.ntv.co.jp/info/shingikai/
→あなたと日テレ 第380回・日本テレビ放送番組審議会 http://www.ntv.co.jp/anata/20040627.html

日本テレビの対応策>(抜粋)
(1)番組視聴満足度調査の実施
現在、日本テレビで実施している[Qレート(視聴満足度)調査]を発展させた独自の「番組視聴満足度調査」を新たに開発します。
(2)視聴者による視聴者のための番組プロジェクト「視聴者番組企画会議」の設置
番組を作った後に、視聴者の意見を聞くのではなくゼロから視聴者の意見で番組を制作し放送する企画です。
(3)制作者評価としての報奨、顕彰制度の充実
優れた番組に対する、また、その番組の制作担当者に対する評価手段として社内外の報奨、顕彰制度を積極的に活用していきます。
(4)放送による企画意図の表明(マニフェスト)の制度化
2004年10月期より、新番組のプロデューサーまたはディレクターが『あなたと日テレ』において、自らの企画意図を自ら出演し視聴者に向けて表明することを制度化します。

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*1:こういう重要な報道は、やはり臺記者の仕事ですね。

*2:「昨年5月の「個人情報保護法」の公布、一部施行に伴い、総務省は、放送分野における個人情報保護のガイドラインとして、「放送受信者等の個人情報の保護に関する指針(案)」を公表している。民放連では、こうした動きを各社に周知するとともに、7月29日(木)には、会員社の「個人情報の保護に関する責任者会議」を開催して、民放各社の負う義務やリスク、それらの実務的な対応を考えてもらうことにしている。」

*3: 内閣記者会が「言論、報道の自由を著しく侵害する行為で見過ごすことはできない」と言っているそうですが、だったらフリーランスや海外メディア記者の官邸取材を内閣記者会として認めるのが先じゃあないですか?

*4: あの日テレの会長の口から「権威主義的」ねぇ。