データのまとめ

産経新聞はシェア1位を一県も確保できていません。
産経新聞はシェア2位を一県も確保できていません。
産経新聞はシェア3位を確保できたのは大阪府だけです。
産経新聞は夕刊も無く、量質共に全国紙と呼ぶに値しません。
日経と毎日、両方あわせてもシェア3位以上を確保できた都道府県は3都県しかありません。
全国紙がシェア1位を確保した都道府県は10都府県しかありません。
シェア50%以上を確保した全国紙は5都県しかありません。
地方紙・ブロック紙は、33道府県でシェア50%以上で一社寡占確保しています。
全国紙は「全国の国民の多数に読まれている新聞」ではありません。
つまり、「全国紙」の実態とは、関東と関西の一部の地方の新聞が、独自の販路を寡占的に持つことによって全国でも買えるというだけです。

【結論と意見】
一部を除き、地方紙とブロック紙が地域の多数に選択され、多数に読まれている新聞です。
全国紙は、全国で販売ルートを確保して広く浅く集めて量を増やしたのであって、必ずしも内容が選択されたことによって全国紙という地位を確保しているわけではないです。
全国紙を簡単に喩えると、たたきあげの地方都市の鈴木ムネオ議員が、広く浅く政治献金を集めて中央で大きな顔をしているような状態に似ています。
ネットで記事にリンクを張る時は、地方紙、ブロック紙にも目を配りたいものです。