青少年育成担当大臣、右翼から金をもらう?

小野清子青少年育成担当大臣・国家公安委員長が右翼関係者から金をもらっていたという疑惑がかけられているそうです。
本人は「それがどうした!金は返した!」と開き直っているようですが。

野国公安委員長 追及受け右翼に返金
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-11-19/15_01.html

 小野清子国家公安委員長は十八日、右翼団体「全愛会議」の志賀敏行名誉議長が会長をつとめていた建設会社から受領した献金約九十六万円を同日午前返金したことを明らかにしました。また、「政治勉強会」会費として受けていた会費計四万円も近く返還すると語りました。
 志賀氏は、一九九七年に警視庁に逮捕されていますが、小野委員長は「別名を使っていたため、気付かなかった」などと語り、右翼幹部という背景も知らなかったという立場です。
献金についても「国家公安委員長就任前のことなので、(閣僚としての)責任は感じていない」とのべました

野国公安委員長に右翼資金 勉強会費とパーティー券 他に4年で96万円献金
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik2/2003-11-15/01_02.html

全日本愛国者団体会議」は国内最大規模の右翼団体の連合組織。五九年に結成され、二代目の議長団代表には、三〇年に東京駅で浜口雄幸元首相を狙撃して後に死亡させた佐郷屋嘉昭終身議長(故人)が就任。志賀名誉議長は暴力団「松葉会」に所属していました。 小野委員長は一九八六年参院議員に初当選。自民党江藤・亀井派で、今年九月、国家公安委員長に就任。同委員長は「(お金は)お返しするということを(福田康夫官房長官に)一応お話ししておいた」などと釈明。福田長官は「(同委員長が右翼幹部との)背景を承知していないというならやむをえなかったかもしれない」などと擁護しています。

全日本愛国者団体会議リスト(ごく一部)

愛国青年連盟、国柱塾、大日本一誠会、大日本創造社、日本興隆社、日本同盟、大日本志皇塾、優政会、壬生青年塾、菊水国防連合、国心塾、国心同志会、国憂義塾、至誠塾、大日社、大日本国公愛塾、大日本神龍塾、大日本神誠会、大日本誠心塾、大日本誠心塾誠会、天道社、明鏡会、緑生塾、霊峰政魂塾、日本民族青年同盟、義友同志会、政進会、大日本殉皇会、天誅同志会、立憲社、国政義塾、大日本親衛隊、大日本憂国同志社、四扇塾、立正日勇会、江澤研究所、大日本憂国協議会、国際平和連合協議会、励志救国協議会、・・・・

■松江八束建設業暴力追放対策協議会
暴力団ミニ講座 松葉会
http://www.web-sanin.co.jp/gov/boutsui/mini37.htm

戦後の昭和22年、機関銃の不法所持が発覚し、組長の関根賢をはじめ多数の組員が、当時の連合軍総指令部(GHQ)に検挙され、軍事裁判において服役するところとなり、関根組は解散状態に追い込まれてしまいました。
 この窮状に際し、当時権勢をふるっていた博徒住吉一家三代目親分、安部重作の舎弟分で関根賢の右腕といわれていた藤田卯一郎が、新たに「藤田組」を結成し、組織の存続を企図しましたが、一部の組員はなお関根組を名乗り、しかも、暴力事犯をくり返したため、両組とも団体等規正令の適用を受け、藤田組は昭和24年3月に、関根組は同年6月にそれぞれ解散を命ぜられて消滅しました。

なるほど。
だから松葉会関係者は右翼的な活動にいそしんでいた、のかもしれませんね。

小野清子参議院議員
・政策
http://www.onokiyoko.com/seisaku/index.html
4つの決意
・自国に誇りを持った青少年の育成 小泉首相靖国参拝を支持する
http://www.onokiyoko.com/seisaku/index2.html

彼ら(A級戦犯)の行為が戦争犯罪に当たるとしても、それぞれ絞首刑をはじめすでに判決どおりに受刑し、現世における決着はついているのです。日本人には、死後もさらに鞭打つ思想はありません。
そうだとすれば、国家に殉じた戦士たちを慰霊するのは国家の義務であり、最低限の礼節ではないでしょうか。

あーそーなの。じゃ私は日本人なんかになりたくないや。(笑)
こういう「政策」を自ら掲げていると、大臣が極右と癒着しているという疑惑はますます信憑性が高まりますね。
ちなみに、小野大臣は軍恩連盟全国連合会特別顧問だそうです。(´ー`)y-~~~

内閣府
国家公安委員会委員長内閣府特命担当大臣(青少年育成及び少子化対策・食品安全)
http://www.cao.go.jp/minister/ono-profile.html
小野大臣記者会見要旨
http://www5.cao.go.jp/ono/ono_kaiken.html