政党交付金:与党に187億円

総選挙の結果を受け、総務省が、政党交付金のの変更交付決定を公表しました。
与党自公の政党交付金は、187億円とのことです。政治利益の還元か、それとも泥棒に追い銭か…。
 

総務省
政党交付金の変更交付決定等
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/051005_6.pdf

○変更決定(継続して政党交付金の交付を受ける政党) 
自由民主党15,779,514,000円
民主党    11,765,298,000円
公明党     2,943,741,000円
社会民主党 1,022,422,000円
○交付決定(新たに政党としての要件を満たすこととなった政党) 
国民新党      60,947,000円
新党日本      40,030,000円
自由連合      28,554,000円(再度要件充足)

○平成16年分政治資金収支報告の概要
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050930_2_01.pdf
○平成16年分政党交付金使途等報告の概要
http://www.soumu.go.jp/s-news/2005/pdf/050930_3_01.pdf

 
個人的には政党政治は個人献金を原則とし、政党交付金制度は廃止してもかまわないと思います。「改革を止めるな」と言うなら、まず政党交付金制度の廃止から実行してほしいものです。
 
政治資金は個人献金を基本とする方向性が宮澤内閣の政治改革で決まっていましたが、小泉内閣などの与党政権は改革を止めており、いまだに企業団体献金は続いています。「改革を止めるな」って、止めていたのはおまえらだ。