掲示板が閉鎖に

事件の解決へ「寛大な協力を」 高遠さん母、非難電話に手紙  2004/04/13 02:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/sch-kiji.php3?&dd=20040413&kiji=0071.200404130354

家族らによると、非難の電話は事件が発覚した八日から始まり、「人質解放へ」の一報が流れた十一日には、札幌市西区今井紀明さん(18)の留守宅で一日約三十件に達した。
多くが三人の行動を非難する内容という。
高遠さんの父睦雄さん(71)は、相次ぐ電話による心労もあって、体調を崩した。
高遠さんが開設しているインターネットのホームページの掲示板にも八日から、「自己責任だ」「危険な場所に行った方が悪い」などの書き込みが相次ぎ、同日夜、掲示板を閉鎖した。

掲示板の閉鎖に追い込んだのが、非難の書き込みの連続であった事実を北海道新聞社が伝えています。自作自演を隠すために閉鎖したとかのデマを平然と流して、非難を続ける鬼畜の遠吠えには呆れるしかありません。
人としてあたりまえの態度に対する非難には、人としてのあたりまえの心で対応することが大切でしょう。

3家族の疲労極限、倒れる家族も 各政党に再度要請  2004/04/14 01:30
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/sch-kiji.php3?&dd=20040414&kiji=0071.200404141016

イラクで人質になった三人の家族らは、十三日も人質救出を目指して懸命に動いた。慢性的な睡眠不足に加え、情報の錯綜(さくそう)で心労が重なっている。この日はタクシーの嫌がらせ配車騒ぎなどもあり、体調不良で病院へ駆け込む人も出た。家族は疲れを押して、各政党への要請やマスコミ取材などをこなしたが、その疲労は極限状態に達している。
「まだまだ気力も体力も充実している。長期戦になることも踏まえ、全力でことに当たりたい」。十三日夜の記者会見で、高遠菜穂子さん(34)の弟修一(33)さんは声を大にして決意を表した。
修一さんはこの日の朝、電話で民放ラジオ番組に出演中、具合が悪くなった。いったん休んだ後、出演を再開したが、ラジオ局によると、修一さんは「一時間しか寝ていない」と話したという。午後一時すぎには、道職員に付き添われ、病院で診察と点滴を受けた。
上京後五日間、家族らは昼、夜なく、行動を続けてきた。支援者の大平直也さん(32)は「結果的に周囲に迷惑をかけることにもなるので『睡眠を取るようにしよう』と話し合っている」という。
家族によると、十二日から始めた電話、ファクスによる情報募集の中に、一九九六年のペルーの日本大使公邸立てこもり事件の際、人質となった当時の大使館職員からの激励ファクスもあったという。今井紀明さん(18)の母直子さん(51)は、記者会見で「多くの方のメッセージが励みになっています」と話した。電話、ファクスの受け付けは十三日午後五時で受け付けを終了した。
一方、同日夕、今井紀明さん(18)の父隆志さん(54)と、郡山総一郎さん(32)のいとこの三浦道さん(31)が、自民、民主、社民、共産、公明の各党を回り、あらためて要望書を提出した。
要望書は《1》犯行グループの要求を最大限受け入れるよう政府に働きかける《2》小泉首相との面談実現のための協力−など四点。小泉首相に対しては、十四日にも文書を提出し、面会を求める予定だ。
また家族は、同日午前のテレビ、ラジオ出演のほか、午後からは英国のBBC放送など海外の報道機関の取材を受けた。

嫌がらせ配車騒ぎがあったそうです。業務妨害罪ですね。
卑劣な犯罪に支えられているイラク人道復興支援のいったいどこに大義があるのか。ない、という話。

とりあえず私は、私は北海道の高橋はるみ知事に、家族支援のための窓口をつくれと提案メールと電話を入れました。
みんなの激励と支援があれば、家族はがんばっていけると思います。
人質になった方の実家の町では昨日から人質返せデモが始まっていて、このデモは人質が帰ってくるまで毎日続けられるそうです。
人命再優先で事件解決を求める署名には、私も集めてまわりました。小泉やアベや地元自民党議員のポスターを貼っている家、公明党ポスターを貼っている家にも訪問してお願いしましたが、断る家はあまり無かったです。その署名は小泉純一郎に渡されています。
イヤガラセなんかいくらやってもムダですよ。自作自演陰謀論についてのコメントは http://d.hatena.ne.jp/kitano/20040407 を参照。
人の心は、人の心が動くことによって、動かされるものです。それは相手が人殺しであっても、ね。


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