健全育成基本法案日弁連意見書

04-05-08「青少年健全育成基本法案」に対する意見書
〜子どもの成長発達権保障の観点で修正を求める〜
http://www.nichibenren.or.jp/jp/katsudo/sytyou/iken/04/2004_30.html
意見書全文(PDF形式・42kb)
http://www.nichibenren.or.jp/jp/katsudo/sytyou/iken/data/2004_30.pdf

もとより、青少年の育成については、国民的な連携が必要なことは言うまでもない。
しかしながら、「基本法案」第6条及び第7条で責務とされている「青少年の健全育成」は、上記のとおり、国家社会の発展という目的のためであり、しかも、子どもの最善の利益や、子どもの尊厳の尊重、成長発達権の保障という観点が欠けている。
このような形で規定された責務は、国民に対する過度の干渉を導きかねず、また、事業者に対して、営業の自由や表現の自由に対する過度な規制を容易に導く可能性もある。
国民、事業者の責務等の規定を置くにあたっては、まず子どもの成長発達権の保障や子どもの最善の利益を規定するべきである。

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アイフル武富士のCMヤメロコール

「チワワやダンサー、借金助長」 日弁連がCM中止要請
http://www.asahi.com/national/update/0512/031.html

盗聴機を使ってジャーナリストを追い詰める元会長がレオタード姿で踊りながら「批判者は絶対に許さない」などと訴えるコマーシャルなら、誠実で嘘の無いコマーシャルなので放送しても良いかもしれません。
借金地獄で絶望したパパがチワワといっしょに断崖から飛び降り自殺して海に浮かんでいる光景のあとにカワイイ電話受け付けオペレーターが「ご利用は計画的に」と言うコマーシャルがあっても良いと思います。
ふ。